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おしらせ

社内英語研修の費用対効果を上げる7つのポイント



社員様向け英語研修をご担当の皆様、こんにちは。今日は、研修費用は同じでも効果に差がでるポイントをご紹介したいと思います。語学研修を用意しているけど、社員さんからの申込が少ない、マンネリ感がある、効果が見えにくいとお悩みのご担当者様、ぜひご参考くださいませ。

目次
1.    グループレッスンは適正なクラス人数を心がける
2.    受講者の人選・目的は共有できているか
3.    自習方法のレクチャ―があるか。自習時間を受講者自身が把握しているか
4.    研修内容は目的や受講者ニーズに合っているのか
5.    効果測定方法は適切か?
6.    語学研修委託先担当者は使い倒す
7.    フィードバックは次の研修にしっかり活用

1.  グループレッスンは適正なクラス人数を心がける

英語研修に会話練習は必須。生徒同士のペアワークなどを駆使しても、1人の講師がいくつものペアを同時にチェックはできないし、受講生も大勢の中の1人となると緊張感に欠けるもの。講師料が同じなら少しでも多くの生徒に受講してもらいたいところですが、しっかり会話力を上げたいなら1人の講師が担当するグループレッスンの人数は最大4人くらいまでが理想です。

2.受講者の人選・目的は共有できているか

所属長に指名されて研修受講の場合、選抜されたとモチベーションを高める受講生がいる一方で、何のために選ばれたのか不明、元々英語は苦手など、決して意欲が高いとは言えない方もいます。社内研修の目的・目標は何なのか、評価はどこにつながるのかなど、上長にも受講生にもしっかり理解してもらいましょう。

3.自習方法のレクチャ―があるか、自習時間を受講者自身が把握しているか

研修効果を上げるにはもちろん自習内容・時間が大きく関係してきますよね。英語のリスニング、スピーキング力を上げたい場合の自習はどんな方法が効果的なのか、語彙力増強には?など、研修開始時には研修会社、講師からしっかりガイダンスをしてもらいましょう。また自習時間、内容が目的に敵っているのかを受講者自身が把握する、上長とも共有するなど、自習を促す工夫を取り入れましょう。

4.    研修内容は目的や受講者ニーズに合っているのか

クライアント対応に英語が必要なのに日常英会話のテキストを使っている。業務でプレゼンテーションが必要だけど練習の機会が無いなど、研修目的と履修内容にずれは無いでしょうか。開講時には研修目的を明確にするととともに受講者のニーズをしっかりと聞いたうえでコース設計をすることで大きく差がつきます。

5.    効果測定方法は適切か?

コミュニケーション能力の向上を目的とした研修だけど効果測定はTOEICのL&Rテストとなると、そのためのテスト勉強もしなくてはなりません。折角会話力は向上しても別の物差しで測られるのであれば、受講生のモチベーションも下がり気味です。研修開講時には研修目的に敵った効果測定方法の検討をお勧めします。

6.    語学研修委託先担当者は使い倒す

研修を組み立てる際は語学研修担当者を使い倒しましょう。目的や予算感他、様々な条件を伝えれば、きっと最適なコースを設定してくれるでしょう。もちろん受講生へのニーズヒアリングや講師へのフィードバック、担当者さんへの報告も黙っていてもしてくれます。より良い研修実現のため研修会社の担当者には最大限協力してもらいましょう。

7.    フィードバックは次の研修にしっかり活用

研修によって半期や1年などの期間を設定し終了後は効果測定を実施する企業さんが多いと思いますが、効果が出ても、期待したほどでなくても、何か要因があっての結果です。研修終了時のフィードバックや受講生の学習記録などは振り返り材料の宝庫です。効果測定手段は適切だったのか、コース設計で効果に繋がったことは何だったのか、しっかり見極め次の研修に活用しましょう。

以上、同予算でも研修効果を上げられるポイントをご紹介しました。こちらのコラムでは語学研修についての記事を様々紹介しています。研修をご担当の皆様のご参考になれば大変幸甚です。